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こんにちは、しろこです。
はじめに宣言します。
今回の観劇レポは、かなりモヤります(笑)
なぜなら、作品のジャンルがミステリーだからです。
・・・何を書いてもネタバレになってしまうじゃないかぁぁぁ。。。(;´Д`)
本記事に物語のネタバレはありません!
ネタバレをせずミステリー作品の観劇レポを・・・書きます。
書く側も読む側も、モヤること必至です(^o^;)
あらすじ
アガサが消えた11日間――
その迷宮に、真実が潜む。1926年12月3日。
イギリスの有名な推理小説家アガサ・クリスティがスタイルズ邸宅でのティータイムの後に突如、行方不明となった。未完成の「迷宮でのティータイム」と共に……。
11日後、ハイドロホテルで見つかった彼女はこの間の出来事を覚えていなかった。それから27年後の1953年。
スランプに陥った天才作家レイモンドは、 繰り返す悪夢の糸口となる自身の過去の記憶を取り戻すため、アガサ失踪事件を再び追い始める……。当日、アガサとティータイムを共にしたのは、アガサの夫で元空軍大尉のアーチボルド、アガサの私生活に執着し執拗に追い回している記者ポール、 新作を心待ちにしているアガサの担当編集長ニューマン、アガサ夫妻を支えるアーチボルドの秘書ナンシー、 アガサ失踪事件を担当する警部エリック、 そして、アガサに長年仕えてきた忠実なメイドのベス。
「迷宮でのティータイム」を見た唯一の証人であるレイモンド。
アガサがハイドロホテルで出会ったミステリアスな男性ロイ。
そして、記憶を失ったアガサ。アガサが失踪した11日間。
彼女にいったい何があったのか――?ミュージカル『AGATHA』オフィシャルサイトより
配役
アガサ・クリスティ:花總まり
推理小説家。
ロイ:黒羽麻璃央
アガサがハイドロホテルで出会ったミステリアスな男性。
レイモンド:渡邉蒼
アガサの助手になることを夢見る少年。後の天才作家。
アーチボルド:上原理生
アガサの夫。
ポール:原田優一
アガサを追い回す記者。
ニューマン:東山光明
アガサの担当編集長。
ナンシー:内田未来
アーチボルドの秘書。
エリック:丸山泰右
アガサ失踪事件を担当する警部。
ベス:保坂知寿
アガサに仕えるメイド。
上演時間
【1幕】18:00〜19:15(75分)
(休憩:20分)
【2幕】19:35~20:30(55分)
全体を通しての感想
読書は好きで小説もよく読むけど、推理小説で数冊読んだことがあるのは、いずれもサンドラ・ブラウンの作品でした。
直近だと、ピエール・ルメートルの『その女アレックス』
アガサ・クリスティの名前はもちろん知っているけど、小説は読んだことがないし、ドラマも映画も見たことがない。
そんな私のような人は、観劇前にアガサ・クリスティのプロフィールと、史実の失踪事件を簡単に調べておいたほうがいいかもしれません。
『AGATHA』のオフィシャルサイトで作品のあらすじは事前に読みました。
ミステリーなので、セリフを聞き逃すまい、立ち居振る舞いや些細な仕草も見逃すまい、と、ものすごく真剣に観劇しました。
なのに、結局何がどうだったのか判然とせず、ものすごくモヤモヤしながら帰路につきました(爆)
で、家に帰って実際のアガサ失踪事件のことを調べ、舞台の内容や各シーンを思い返して、「そういうことだったのか!」とやっと自分の中で謎が解けました(笑)
「あの時の◯◯へのあの態度は…!」
とか、
「だからあそこで✕✕が△△で…!」
とか、、
「あれはそういうことだったのか…!」
とか、、、
読者の皆様の「モヤ」が募っていくのが分かります(苦笑)
モヤモヤする記事ですみません。書いてる本人が一番モヤモヤしてます。
「モヤモヤ」って、見ていると段々ゲシュタルト崩壊してきますね(;・∀・)
そんなことは置いといて、本作『AGATHA』、実は(?)かなり史実に基づいた作品のようです。
ということは、アガサ・クリスティのファンの方からしたら、ニンマリするポイントが散りばめられているのかもしれませんね!
『イリュージョニスト』同様、結末を知った上でもう一度観たい作品でした。
オフィシャルサイトに「現実とファンタジーを行き来しながら、事件の真相に近づいていく、謎が交錯する心理劇」と書かれているとおり、ファンタジーの要素もうまい具合に絡み合っています。
ミュージカルにしてはキャストが少なくない?と思っていましたが、花總さん以外の全員がアンサンブルの役割も担っています。アンサンブルの一員の保坂さんなんてお目にかかれるもんじゃない。豪華すぎるっ!!!
韓国発のミュージカルを観劇したのは『フランケンシュタイン』に続いて2作目。
その『フランケンシュタイン』でも、「このシーンでこんなジャンルの曲を使うの!?」と驚いた記憶があるのですが、『AGATHA』でも同じことを思いました。
韓国ミュージカルのあるあるなのか、たまたまなのか、はたして…?
最初は「えっ!?」と体が若干の拒否反応を示すものの、そのうち癖になってくるからあら不思議。シーンと曲調が合っていないからこそ生じる心のざわつきを感じます。
畑違いの人が出演する時は、頑張ってるのは分かるけどちょっと…と思うことも正直あるのですが、今作のキャストの皆さんは舞台経験者。経験者どころか、半数は舞台の人。餅は餅屋じゃないけど、舞台の人はやっぱり違います☆
準主役の渡邉さんは、若いんだろうなと思って見ていましたが、2004年生まれとのこと(@_@;) 今後が楽しみでしょうがない役者さんでした。黒羽さんも、名前はよく存じていましたが、こんなに舞台映えする方だったとは知りませんでした(ちょっと加藤和樹さん系?)。
花總さん、上原さん(推し)、保坂さん以外は拝見したことがないと思っていたら、丸山泰右さんは『二都物語』にご出演だったそう。どの役だったのかと調べたら、主要キャストではなかったものの、「ガスパールの人か!」と思う印象深い役(※)をされていました。
(※侯爵が乗った馬車にガスパールの息子が轢き殺されたことをきっかけに、貴族に対する市民の憎悪が爆発し革命へとつながっていく)
誰もが自分の中に天使と悪魔を住まわせている。
その存在に気づくことができるのが、作家であり、何かを表現する・生み出す人なんだと思う。
アガサが物語を書く上での「種」となっていたものは、もしかしたら「原点」「拠り所」「きっかけ」と読み替えることができるかもしれない。
日本初演となった韓国発ミュージカル『AGATHA』
咀嚼して余韻を味わえる作品でした。













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