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こんにちは、しろこです。
『葉加瀬太郎オーケストラコンサート2025~The Symphonic Sessions~』の神戸公演に行ってきました!
ほんとはね、、、葉加瀬さんのコンサートはね、、、やっぱりフェスティバルホールで見たかったんだけど、、、今年も日程がゴールデンウィークのど真ん中だったので神戸公演にしました。
(ゴールデンウィークはぶっ倒れて寝込んでいたので、結果的にはこれで良かったんですが(^o^;))
オーケストラを従えてのツアーは今年で3回目。3年ぶりとはいえ、これはもう定番化と言っていいですかね??
【開演】17:00
<第1部>
エトピリカ
交響詩『希望』
Another Sky
スターライト
シェルブールの雨傘
シンドラーのリスト
Wild Stallions
【休憩 20分】
<第2部>
New Beginnings
Safflowers
流転の王妃・最後の皇弟
『祝祭交響曲』より第1楽章・第3楽章
リベルタンゴ
情熱大陸
<アンコール>
まほろば(副題:闘魂)
【終演】19:15
オケの皆さんがスタンバイし、チューニングが終わると葉加瀬さん(ら)がご登場。
衣装はシックに、上下黒で燕尾の部分が短めの燕尾服(というのか?)。
名刺代わりの1曲目は『エトピリカ』、そしてオーケストラで演奏すると聴きごたえが何倍にもなる、交響詩『希望』へと続きます。
ファン歴が長くなって、ほぼツアーのたびにコンサートを拝聴していると、「この話、前にも言ってたな」と思うことがわりとあります。営業妨害と言われかねない発言ですが(笑)
今回のソレは、「(神戸国際会館を)いつか買い取りたい。うちのリビングの天井と同じぐらいの高さで落ち着く」でした(^m^)
昨年ラムゼイハント症候群を公表されて、その年のツアーでのトークは喋りにくそうでしたが、確実に回復されているのが伝わってくるトークで(トークかい!)安心しました。今回のツアーではメガネもかけていません。
続いてはこちらも名刺代わりの『Another Sky』。本来は軽やかで伸びやかな曲ですが、バッキングとリズムがかっこいいアレンジでした。
4曲目の『スターライト』は、ピアニストで音楽監督の羽毛田丈史さんが、アルバム『BEAUTIFUL WORLD』のために書いた曲。
「神戸の人(羽毛田さんは神戸育ち)が作ったって感じがする。おしゃれ。僕が本気で作ると、大阪人やから『情熱大陸』みたいなイケイケの曲になるわけよ」
だそうです。分からんでもないです(笑)
「羽毛田さんは大阪を認めていない」と、今回もイジりまくってました( ̄ー ̄)ニヤリ
本ツアーでは約50名のオーケストラメンバーが分厚い演奏で葉加瀬さんを支えます。
その分厚い演奏に葉加瀬さんのヴァイオリンが乗ります。
「これだけのメンバーが揃っているので、今日は映画音楽を…」と言った瞬間、映画やミュージカルの音楽が好きなしろこは、内心テンション爆上がり。
発表された曲目は、、、
『シェルブールの雨傘』!
『シンドラーのリスト』!!
まーじーかー!!!!!!(テンションMAX)
特に『シェルブールの雨傘』は、客席から少し拍手が起こりました(私も思わずパチパチ)。
が、それに対して葉加瀬さん
「今拍手した方はお年を召された方かと(笑)」
ガーン( ̄∇ ̄|||)
1964年の作品でした。。。
うちの親でさえ、まだ一桁の年齢の頃やっちゅーねん(苦笑)
『シンドラーのリスト』は、曲は知っていたけれど、作曲者は知りませんでした。
皆さんご存知ですか?
あのジョン・ウィリアムズだそうです。
『スターウォーズ』や『ジョーズ』『ハリー・ポッター』『ジュラシック・パーク』などの音楽を手掛けたあの人です。
そして監督はスティーブン・スピルバーグ。
いやはやビックリ。作品の振り幅、恐るべし。。。
葉加瀬さんのコンサートだけど、映画やミュージカルの曲だけ演奏するコンサート、いつかやってくれないかしら…。
メロディーラインを担当したのが木管楽器だったからなのか、ここで木管セクションの紹介コーナーがあります。
(もしかすると、会場ごとに紹介するセクションが違うのかも)
オーボエとイングリッシュホルン、フルートとピッコロなど、数名の奏者が実際に吹き分けてくれました。
なお、神戸公演のオーボエ奏者は、オーボエ界の葉加瀬太郎(しろこ談)こと最上峰行さんではありませんでした(あとで知ったのですが、神戸公演以外は最上さんらしいです)。
1部最後の曲の前には、忘れるはずもありません、グッズ紹介です。休憩中に買ってもらわないとダメですからね、2部でやったんじゃ意味がないんです。
今回初めて、グッズ紹介でめちゃくちゃ共感できた話がありまして…。
それは『ハカセンス』紹介でのこと…。
(ちなみに今年のハカセンスは扇型ではなく丸型。「扇子の形ですらなくなったけど、ええねん」とは葉加瀬さん談)
客席がハカセンスでいっぱいになったらキレイだろうな~、見たいな~と訴えるのはいつものこと。
だが今年は被せてきた!
「いや、別にそうでなくても(ハカセンスを持っている人が少なくても)みんなちゃんとやりますよ。ちゃんと演奏できます。でも、演奏というのは間違う間違わないじゃない、エネルギーなんです。ハカセンスでいっぱいになってたらこっちももう…云々」
そう、演奏というのは間違う間違わないじゃない、エネルギーなんです。
もちろん間違わないに越したことはないんだけど、間違っても心に響く演奏がある。逆に、正確に音符をなぞっただけで何にも感じられない演奏もあるんです。
いやー、正直、グッズ紹介は毎回「またか~」となることも多いんですが、今回はよかった。
・・・買わなかったけど :P ベー
1部ラストは『Wild Stallions』
休憩のアナウンスが流れて我先にと席を立った方々は、はたしてトイレか、それともグッズ購入か(笑)
2部の最初は『津田梅子~お札になった留学生~』のテーマ曲『New Beginnings』と、、、ん?聴いたことない曲だなぁ。。。
新曲の『Safflowers』だそうです。
そして、オーケストラコンサートならぜひ演奏してほしいと思っていた『流転の王妃・最後の皇弟』が来ました!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
『情熱大陸』と『流転の王妃』…ジョン・ウィリアムズに負けず劣らずの振り幅です。
その次も聴いたことがない曲。
『祝祭交響曲 〜あいち・なごやスポーツ応援ソング』という曲でした。帰って調べたところ、配信のみでリリースされた曲のようです。
続いてはアストル・ピアソラの名曲中の名曲『リベルタンゴ』
タンゴでありシンフォニーでありロックなアレンジ!
ここで・・・ん? あれは渡辺さんでは??
オケのメンバーに隠れていて見えなかったのですが、ベースの渡辺等さんを発見。
そう、オケに混じって、全員ではないけれどいつものTHE LADSのメンバーもいらっしゃいます!
本編ラストはもちろん『情熱大陸』。全編を通してわりと大人しめだった金管楽器が炸裂します。
アンコールではお召し替えしてご登場。客席から若干のざわめきが。黒、グレー、赤と、本編より華やかな装いです。
アンコールの曲は『まほろば』
スポンサーである岩谷産業の会長直々に依頼されて書いた曲だそうです。
その依頼の内容が、現在ではコンプライアンス的に完全にアウトな、ちょっとここでは書けない内容で(苦笑)
葉加瀬さんの言葉を借りれば、
「『地球に優しい』『明るい未来を』『SDGs』というモチーフが多い中、最近では珍しいタイプの依頼で、やらせていただきます…!と返事しました」
とのこと(;´∀`)
会長は80代。つまり、その世代の人々が若い頃のビジネスマンの発想ですわね。「24時間戦えますか〜♪」のCMがあった頃の。燃えてるイメージ。
副題は『闘魂』
「ガスの色は青だ」とかは言っちゃダメです。
多分すべての公演で同じ話をされると思うので(さすがに撮影が入る時はしないだろうけど。。。)、この話はコンサートに行かれた皆さんの心の中にしまっておきましょう(;^ω^)
葉加瀬さん、秋ツアー『The Best of 35 Years』はフェスティバルホールでお待ちしていまーす☆彡
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