【ライブレポ】葉加瀬太郎コンサートツアー2021『SONGBOOK』(2021/12/17@フェスティバルホール)

音楽

本記事にはセットリストなどのネタバレを含みます。

11月に早々と今年の舞台納めをした私。


2021年のコンサート納めは・・・葉加瀬太郎さんで決まり!

こんにちは、しろこです。

届いたチケットを見てびっくり。

さ・・・最前列!!(8月のオーケストラコンサートもほぼ最前列だったのです・・・)

今年の運、余すところなく使い切った!(コンサートでの前方の席は、『聴く』席ではなく『観る』席になってしまうので、良し悪しですが。。もれなく首が死ぬし。。)

最前列の席が当たったこと、ありますか?

私は人生で何度かあります。最前列のど真ん中というのもあります(運の使い方を間違ってる気がする)。

最前列の席というのはですね・・・とてつもない緊張感が要求されるのですよ(個人の感想です(^o^;))。

​膝はくっつける。
手拍子や拍手に手を抜かない。
ソロ回しのときはソロ演奏している人を凝視する。
見たい人は違う方向にいても、目の前に来た人を見る。
あくびは噛み殺す。

もう必死。こんなこと考えてるの、私だけかもしれないけど(笑)

メガネのCMであったじゃないですか、『見る姿勢は見られている』ってやつ。だから、最前列になったら一生懸命見るのよ!

あと、やむを得ず上演中にトイレに立ってしまうときは、どこの席でも申し訳ないなぁと思いますが、きっと最前列では申し訳なさの度合いが違います(幸い、最前列で離席したことはありません。私のお腹、ありがとう)。

初めての最前列を経験される方、よろしければ参考になさってください(まぁ、リラックスして楽しんで見ればいいと思いますけどね(^_^;))。

そうだ、最前列で「今、目が合った気がする」と思ったときは、本当に合ったと思っていいですよね?ねっ!?

会場は大阪フェスティバルホール。

改札前に検温と手指消毒があります。
チケットは係員がもぎってくれました。

そうそう、チケットに小さい字で、『半券の裏に住所、氏名、連絡先を記入してご来場ください』と書いていましたが、住所の記入は不要のようです。改札手前の記帳台付近で、係員が『半券の裏に氏名と連絡先をご記入ください』と案内していたし、ポスターにも『氏名と連絡先を記入してください』としか書かれていなかったので。

ばっちり住所まで書いて行っちゃったよ(;´∀`)

以下、セットリストなどのネタバレを含みます。

【開演 18:30】

<第1部>
​エトピリカ
Another Sky
​島々の詩
WITH ONE WISH
Ammonite
Wild Stallions

【休憩 20分】

<第2部>
​きよしこの夜
Message in a bottle
Bosporus
To Love You More
​地球に乾杯
​冷静と情熱のあいだ
​Take On Me
​情熱大陸

<アンコール>
博士ちゃん

【終演 21:00ちょっと前】

<バンドメンバー>
羽毛田丈史(Pf)
柏木広樹(Vc)
大島俊一(Key/Sax/Fl)
天野清継(Gt)
田中義人(Gt)
渡辺等(Ba)
屋敷豪太(Dr)
田中倫明(Per)
八巻誠(Manip)

葉加瀬さんのコンサートでは、皆さん(特に葉加瀬さん自身は)舞台袖から登場することが多いです。舞台裏から登場するときは、バンドメンバーが入って来出したら徐々に拍手が大きくなり、葉加瀬さんが入ってきたときに最高潮になります。

ですが今回は、全員が舞台裏から持ち場へ。わずかな照明の中で全員がスタンバイし、『エトピリカ』からスタートです。

しょっぱなからガンガン飛ばしていくセットリストにはその良さがあります。
まずは静かに聴衆を引き込んでいくセットリストにもその良さがあります。

私は後者の方が好き。

おなじみの『エトピリカ』で、観客を一気に葉加瀬ワールドへと誘います。

1曲終わって早速トークへ。

この日のフェスティバルホールは、満員御礼だったそう。

それにちなんで、

『四字熟語っていろいろあるじゃないですか、一日一善とか。温故知新も良い言葉ですし。でもね、ステージやってる人間は、やっぱり満員御礼とか商売繁盛がいいんですよ』

と、とても正直なご発言(笑)

『今日はアルバムに入ってる曲、全部やります(※)。いつかアルバムを録ったそのまんまのメンバーでツアーをやりたいと思ってたんですが、やるのは今回が初めてです』

とのこと。そりゃ売れっ子メンバーですから、レコーディングとツアーの両方のスケジュールを押さえるのは並大抵のことではないですよね^^; 悲願達成おめでとうございます!

(※)アルバム『SONGBOOK』の【通常版】に入っている曲、全部でした。

続いてもおなじみの『Another Sky』。機内アナウンスが告げる目的地は、ずばり「葉加瀬キングダム」。

私は人生で数えるほどしか飛行機に乗ったことがありません(上から押されてる感じがするのと、すぐ頭と耳が痛くなるのとで、あまり好きではない)。そんな私でも、この曲を聴くを「ANAに乗りたい・・・」と思います。実際にANAの機内で聴いてみたい!

空の次は海が舞台の『島々の詩

『空の次は海が舞台の~』なんて知ったようなことを言いましたが、実は私、初めて聴きましたの(←をい)。パーカッションとバスドラムが刻むリズムが体に響く曲。ここのドラムパートは和太鼓が似合うはず!

この後のトークで、『瀬戸内クルーズのために依頼されて作りました。これからいろんなところで流れるんじゃないでしょうか』とおっしゃっていました。

瀬戸内クルーズかぁ。。1ヶ月ぐらい前に尾道に行ったときに、連絡船で瀬戸内の島々にも渡った(クルーズではない)けど、ちょっとイメージ違うなぁ。

予備知識一切なく聴いて私の頭に浮かんだのは、漆黒の闇に浮かび上がる漁火(いさりび)(舞台が『海』という点では一致してるわ(@_@;))。

ということは、夕焼けに染まる空と、だんだん濃くなっていく島々の影との対比、そしてそれらが夜に溶けていくイメージ・・・か?(←頑張って寄せてみる)。

『本当は1曲1曲解説しながらやりたいんですけど、でもそうするとコンサートの時間がどんどん長くなっちゃうんですよね、さだまさしさんのコンサートじゃないけど』

さださんも好きな私としては、葉加瀬さんの口からさださんの話題が出てニヤッとしました(^m^)ンフッ♪

またまたおなじみの『WITH ONE WISH』、さらに新曲の『Ammonite』が終わり、コンサートグッズの紹介へ。

全ツアーグッズがセットになった『はかセット』の紹介は普通のテンション。いつしか恒例となった、ダジャレシリーズのグッズ紹介(今年は付箋。その名も『はがせたろう』)もいつものテンション。

おもむろに広げたのは、新作グッズのハンドタオル『たろちゃんタオル』。よくあるハンドタオルより一回り小さめ。

さあ、葉加瀬劇場の開演です。

たろちゃんタオルの紹介は、いつもの倍、いや、数倍のテンションで動く、喋る、動く、喋る!!

(以下、ものすごく大まかな再現。まくし立てるイメージでお読みください)

このタオル、『博士ちゃん』という曲で使います。ドラムがズンズンターン、ズンズンターンって始まってね、「はかせちゃーん」って。楽器で弾くからラソファラやけど、心の中では「はかせちゃーん」って歌ってんねん(振りを交えて『博士ちゃん』の説明を熱演)。

本編ラストは『情熱大陸』、『博士ちゃん』はアンコールです。CDでは1曲目が『情熱大陸』、2曲目が『博士ちゃん』やけど。何ネタバレしてんねんと思うかもしれないけど、いいんです。

これまでは『情熱大陸』でハカセンスを振ってた。この会場みんなが持ってて、それはそれは綺麗だった。でもコロナになってからそれができない。ハカセンスが使えない、ではどうするか。たとえばナオト・インティライミならどうするか。タオルを振る。うわ―って。でもタオルも振れない。だからこのサイズなのよ。いつか振れるようになる日を思ってね(胸の前でタオルをギュッと握る)。

このタオル、来年も作ります。来年はちょっと大きめで。これから数年は『博士ちゃん』をアンコールの定番にするから。だってほら、『情熱大陸』は名刺代わりみたいなもんやん。再来年のツアーでも作ります。そのときはもっと大きいのを。ハカセンスも大きいの作る。

で、そのときにこのタオルですよ。

隣のお客さんがこのタオルを見て、「それ何ですか?」ってなる。そしたら、「え、知らないんですか?これはね・・・」ってなるじゃないですか。これは一番初期のロット、プレミアですよ( ̄ー ̄)ニヤリ。

次の曲が終わったら休憩です。ロビーに置いてます。

葉加瀬劇場、終演。

あの場にいらっしゃった方は、情景が脳裏に浮かぶはず。いらっしゃらなかった方には、勢いだけでも伝わってるといいな(^o^;

これを、5分以上(10分近くあったかも?)グアーッ!!と喋り倒しました。客席大爆笑。葉加瀬さんのことだから、多分他の公演でも同じことをやってると思うんです。それでも、バンドメンバーまで大爆笑してました。もちろん当のご本人は汗だく。

『博士ちゃん』の熱演で動きまくっていたから、私はてっきり汗を拭く用かと思っていましたが、完全に肩透かしでした。まさか再来年を見据えてのことだったとは(笑)

ステージ上と客席の異様な熱気が冷めやらぬ中、一転、1部ラストは新曲『Wild Stallions』。さっきまで喋り倒していた人とは思えぬギャップです。この曲を聴いて「アルバム買おう!」と思いました(←買ってなかったんかい!)。しろこイチオシのクールで鋭い曲です。

『2部はシレッと始まりますから』との言葉どおり、本当にシレッと始まりました。

ギターの天野さんが1人ステージに登場し、2部開演前にチューニングしてるのかと思ったら、ギター1本で静かに『きよしこの夜』を演奏。その後、バンドメンバーと葉加瀬さんも加わり、レストランで流れる贅沢なBGMのような雰囲気に。

そのまま、『Message in a bottle』『Bosporus』と続いて、少しトークを挟んでから、カナダの歌姫セリーヌ・ディオンと共演した『To Love You More』へ。情感たっぷりのむせび泣くヴァイオリンの音色を堪能しました。

ここで音楽監督の羽毛田丈史さんとのトーク。

アンチエイジングに勤しんでいる羽毛田さん。ツアーには、化粧水や乳液だけでなく、シャワーヘッドやら何やらいろいろと持っていくようで、荷物の量がえらいことになってるそうです。御年61歳とのこと。お世辞でも何でもなく、全っ然見えない!

すかさず葉加瀬さんがベースの渡辺さんとギターの天野さんの方を向き、

『あのぉ、午前中の接骨院みたいになってますけど』

と。2人とも楽器を置いて、うなだれるように座ってじーっとしておられました。『待つときは100%待つっていうね。楽器弾いてるときはカッコいいんですけどね』とは葉加瀬さん談。

その後、メンバー紹介で衝撃の事実が発覚。

渡辺さん、羽毛田さんと同い年だったんです!! えーーーーっ!!!!

見た目・・・えっと、そうね、ムツゴロウさんみたいな感じです(若い人は知らない?)。天野さんが最年長の65歳ということにも驚いたけど(こちらはお若く見える)、いやぁ・・・いやぁ・・・すごい(←何が?)。

でも、葉加瀬さんが言うように、ほんと楽器弾いてるときはカッコいいの。こちらもオーバー60のドラムの屋敷さんも、めちゃくちゃカッコいい。

若造は引っ込んでろって感じ。『円熟味を増す』という言葉がありますが、『もう円熟味しかない』みたいな(笑)

楽器やってる人って何でカッコよく見えるんでしょうね。もちろんプロだからという部分はあると思うけど、素人の発表会でも、おっちゃんやおじーちゃんが演奏してると、いいなぁと思います。

再び客席の笑いを誘った後は、羽毛田さんの曲『地球に乾杯』。続けて、ヴァイオリンとチェロの郷愁を誘う調べが美しい『冷静と情熱のあいだ』を披露。この曲好きなんですよねぇ。。(*´ェ`*)ポッ。

そしてまたまたトーク。今回はかなりトークが多め。きっと喋りたくてウズウズしてたんだろうなぁ(・_・;)

いつもなら、休憩前のトークでSNSのアピール(休憩中に登録して!)をするのに今回はないなぁと思っていたら、ここでありました。2部が始まる前にチェックしたフォロワー数や登録者数を発表。『フェスは3000人ぐらい入るんですよ。明日の朝チェックするから、今より1000人は増えててほしいな~(/ω・\)チラッ』とお願い。はたして、結果はどうだったのでしょうか・・・。

葉加瀬さんが校長を務めるオンラインのヴァイオリンスクール、『葉加瀬アカデミー』の紹介もありました。

『今日はロビーにヴァイオリンも持ってきてますから。19万8千円です。さっき聞いたら、1つ売れたって』(客席どよめく)。

葉加瀬太郎シグネチャーモデル、その名も『アントニオ・タロンティーノ』(笑)先日の東京公演のときは、持っていった5挺全部売れたそうです(客席さらにどよめく)。

コンサートのときに販売しているものには、葉加瀬さんのサインと日付が入っているそう。買おうと思ってる人にはまたとない機会だけど、ハンドタオルや付箋と同列では買えないわ(苦笑)

前回のバンド形式のツアーでもあった、メンバー紹介(と年齢紹介)を兼ねた『Take On Me』が今回もありました。今回の葉加瀬バンド、最年長は65歳、最年少は48歳だそうです。

ソロ回しで、ナギさん(=大島さん)がマイクを調整しようとしたらマイクがはずれ、ソロができずナギさん平謝り。ネタかなぁと思ったけど、葉加瀬さんが笑いながら『何やってんねん』と言っていたから、ほんとのアクシデントだったよう。その後PAさんがマイクの調整に来ましたし。珍しいものを見た(笑)

本編ラストは、もちろん『情熱大陸

『Take On Me』でソロができなかったリベンジか、『情熱大陸』でのナギさんのソロ回し、いつもより気合い入ってたように思います。葉加瀬さんも他のメンバーも笑ってたから、やっぱり名誉挽回、力入ってたんでしょう。『情熱大陸』はやっぱりバンドスタイルでの演奏がいい!

葉加瀬さんはじめ観客も、コロナになってからハカセンスを振れなくなったことを残念に思っているようですが、ぶっちゃけ私はアレ好きじゃないので、手拍子だけの『情熱大陸』がいいです(;^ω^)エヘッ。

アンコールは予告どおり『博士ちゃん

本編が終わって袖にはけた皆さんが・・・学ラン+黒マスク姿で再登場。何で急にマスク?と思っていたら、葉加瀬さんが応援団長、バンドメンバーが応援団員となり、『フレー、フレー、お・お・さ・か!』と高らかにコールするからでした。

たしかに今後の定番になりそうな、ノリノリの曲でした♪

最後の最後で葉加瀬さんが学ランの裏を客席に見せます。向かって右には『拍手』、左には『愛してるぜ』と書かれていました。

今回のセット、舞台奥には全面にひだが入った布が吊るされ、その前に数本の布がベールのように垂らされていました。ライティングによって花に見えたり、水面から見た海底の砂に見えたり、摩天楼に見えたり、大理石の神殿に見えたり、あやかしに見えたり、シンプルだけどセンスの塊のようなセットでした。2部ではヴァイオリンのオブジェが数台吊るされ、中にムービングライトが仕込まれていました(私、舞台の裏方の勉強をしていたので、舞台機構やら音響やら照明やらに今でも多大な興味があるのです^^;)。葉加瀬さんのツアーはセットも要注目です!

12/25のツアーファイナルはWOWOWで生中継されるそうです。契約している方、特に葉加瀬さんのファンじゃなくても、ぜひ見てみてください!葉加瀬ワールドへの扉は常に開かれていますよ(^m^)ムフッ。

ロビーにらいよんチャンが居た☆ 表情と影が合いすぎ(笑)

ーーーーーーーーーー

今年のコンサート納め。今年のレポ記事も納まりました(ライブレポというか、トークレポというか:笑)。

2021年の成果は、コンサート4本、舞台(配信含む)18本でした。

生で観ること・聴くことでしか感じられないものがある。ブログを書くようになってから、舞台の細かいところにも目が行くようになった気がします。『覚える』『思い出す』『書く』という行為で、記憶の定着も心なしか良くなったような(笑)

来年こそは音楽や舞台が止まることなく上演され続けることを、心より願っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました