『レ・フレールーキャトル座ー』(2021/11/20@新歌舞伎座)【ライブレポ/感想】

音楽

いつしか恒例となった、レ・フレールの大阪・新歌舞伎座でのライブ、その名も『キャトル座』。5月に開催予定だったのがコロナで中止となり、その延期公演が11/20に無事開催されました。

こんにちは、しろこです。

レ・フレールの一般向けの単独ライブに行くのは・・・はて、いつ以来だったかな。。(2020年11月にファンクラブ限定ライブに行きました)

前回、今年の2月にビルボードで開催されたのはゲストがいましたし。

昨年、チケットを取っていたライブは、たしか延期になったけど中止になったんじゃなかったかな。ということは、もしかしてコロナが出てから初?!2年近くぶり?!

今回のライブ、ちょっと驚くほど空席が目立っていました。1階席はまあまあ埋まってましたが、2階席、3階席は・・・。そんなに知名度低いのか・・・世間的にはそうなのか・・・(;´Д`)シクシク。。

だからなのか分かりませんが、チケットが安く手に入ったのか、予定ないし行ってみようか的なことなのか、マナーの悪い客もちらほら。

演奏中に喋るなんて論外です。それも静かな曲で。

かたや、隣の席の5~60代と思われる夫婦(多分)。会話から、ものすごく熱烈なファンなんだとお見受けしましたが、演奏に合わせて歌うなんてありえないんですけど(-“-#)サツイ。芝居でもそうだけど、絶対客席の年齢層が高いほどマナー悪いと思う。家でテレビ見てるのとは違うんだ!

そんなこんなで、演奏自体は最高でしたが、手放しで「良かったわぁ。。(*´ェ`*)ポッ」と余韻に浸りながら帰ることはできませんでした。

ライブでも芝居でも、わざわざ劇場に行くというのは、時間とお金をかけてのことです。

劇場でしか味わえない得難い感覚があるから。
そこでの数時間を明日への活力にできるから。
その日、その時間、そこに行くために、仕事やら勉強やら頑張れるから。

年に何回も行っている私でさえ、1回1回が特別なんです。

人生で初めて劇場に行く人や、これが最期と思って行く人もいる。

事あるごとに書いている劇場でのマナー、一人ひとりにしっかり考えていただきたいと思います(と言ったところで、劇場も社会の縮図みたいなものだから、言っても無駄な人というのは一定数いるんだな、これが)。

はい、それでは気を取り直して(だいぶ引きずってる)、ライブレポに移りたいと思いまーす。

会場は新歌舞伎座。

というわけで、舞台を隠すのは通常の上下に動く緞帳ではありません。

隠すのは、歌舞伎特有の三色の引幕(ひきまく)。

永谷園のアレです(笑)

開演の合図は拍子木。合図と同時に、下手から上手に勢いよく(でもすり足で!)幕が引かれます。

【開演】16:00

<セットリスト>


Cross第1番
彼こそが海賊
ODORICO
Dos Caballos
4つの愛の小曲集 落葉の追想曲(圭土ソロ)
星空(守也ソロ)
ムッシュグレコ
 帰道
 石畳
 路地
 足早

【休憩】20分

Joker
SAMURAI Funky
Happy Life
Top gear(守也ソロ)
Rooster Head Boogie(圭土ソロ)
Ooh See Boogie
La Queue De Diable(悪魔のしっぽ)
キャトルマンのテーマ
Glory Moment
リトル・ドラマー・ボーイ
ノエル・ド・キャトルマン

<アンコール>
Masquerade
Boogie Back To YOKOSUKA

【終演】18:00

幕が引かれると、舞台の中央にグランドピアノと白い衣装のお二人がすでにスタンバイ。

ピアニッシモで『』からスタートです(冒頭に書いた演奏中の私語がここで入ったのですよ…)。

お二人とピアノだけが、上からピンクのスポットライトで照らされます。衣装が白ということもあって、浮き上がっているように見えました。

レ・フレールのライブの1曲目は、ノリノリの曲であることが多いです。でも今回は、しっとりと惹き込んでくれました(なのに私語って意味わからん(-_-))。

続けて演奏されたのは『Cross第1番』。

『Cross第2番』は頻繁に演奏されますが、この『Cross第1番』は久しぶりに聴きました。キャトルマンスタイル(1台4手)の妙技を遺憾なく発揮するバラードです。

『Cross第1番』が終わると、ピアノの前に出てきてトークへ。

毎度のことながら、「『レ・フレール』はフランス語で兄弟という意味です。本当の兄弟でやってます」とご挨拶。

そして・・・こちらも毎度おなじみの、謎の『間』がさっそく出現(笑)

これまでのライブレポにも書きましたが、「が、頑張れ…!」と思わず応援したくなる、ぎこちないトークをするお二人です(^m^) それがいいんだけどねー♡

「大阪はツッコミが来るから、今日は極力トークは少なめで」とのこと。全編通して、本当に少なかったです^^;

1曲目に『桜』を選んだ理由は、『季節外れだけど、希望を持ってほしいという意味を込めて』。

『Cross第1番』については、『来年は結成(キャトルマンスタイルでやり始めてから)20年ということで、インディーズ時代に出したCDに収録されている曲を』とのことでした。

前に出てきて、同じ白い衣装でもテイストが全く違うことが判明。守也さんはスーツっぽい衣装(で、いつもの腕まくり)、圭土さんはダボッとしたシャツとソフト帽です。

続いては、最新アルバム『Disney on Quatre-Mains(ディズニー・オン・キャトルマン)』から、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマ曲『彼こそが海賊』。

最新アルバムについて、しきりに『ディズニー公式』とアピールしておりました^^

原曲は、これぞオーケストレーションの極み!というような、ブラス、ストリングス、打楽器それぞれが前に前に出る勢いのあるかっこいい曲。

ピアノだけでその勢いを伝えられるのは、レ・フレールぐらいのもんでしょう!

その後、『ODORICO』『Dos Caballos』と続いてソロ演奏へ。

いつもは全く違ったカラーのソロを演奏なさいます。今回は、曲名の『落葉の追想曲』『星空』からも想像できるように、穏やかでどこか郷愁を誘う曲が続きました。

終始、曲に合わせて単色の照明のみが使われるシンプルなセットでした。​でも『星空』のときは、照明を落として背景にオレンジと青のライトで星空が現れました。

そのまま1部ラストの『ムッシュグレコ』に入ります。

最後の『足早』、序盤こそ散歩する速さの手拍子ですが、だんだん演奏が速くなり、手拍子も速くなる。終盤は、手拍子というより拍手ぐらいの速さになる曲です。客席を見て手拍子のスピードアップを要求するのではなく、演奏で煽る。すごい速弾きでした。

20分の休憩を挟んで第2部へ。

第1部とは打って変わって、2部はレ・フレールの真骨頂を魅せてくれるセットリスト。

Joker』『SAMURAI Funkey』と、エレキバンドでも演奏できそうな鋭さのある曲から始まります。それをピアノ1台でやってるなんて・・・(@_@;)

Happy Life』は楽しさいっぱいの曲。

演奏中の表情は、圭土さんは基本的にポーカーフェイス、一方の守也さんは、眉間にシワを寄せたり口を開けたり、感情むき出し(勝手に、青い炎と赤い炎と思ってます:笑)

それが『Happy Life』では、弾いているお二人とも笑顔全開です☆

2部のソロ『Top gear』『Rooster Head Boogie』はイケイケな感じ。ソロもキャトルマンスタイルも、演奏の振り幅が大きい!どうやったらあんなに強い打鍵ができるのか不思議でならない・・・。

その後、『Ooh See Boogie』『La Queue De Diable(悪魔のしっぽ)』『キャトルマンのテーマ』と、レ・フレールのライブではおなじみの曲が続きます。

なんかね、もうね、鍵盤で遊んでるように見えるんですよね。もちろんたしかな技術と表現力があってのことなんですけど、ピアノが好きで好きでしょうがない少年が、なるべくしてプロになったという感じかなぁ。「こんなふうに弾けたらな~」と思わせてくれる、見ている(聴いている)人が楽しくなる演奏をいつも届けてくれます。そして、ライブに行くたびにピアノの新たな可能性を教えてくれます。

Glory Moment』は、オーケストラアレンジが似合いそうな壮大な曲。大好きです。

ライブで聴くのは初めての(記憶にないだけかも)『リトル・ドラマー・ボーイ』から、本編ラストは『ノエル・ド・キャトルマン』。

レ・フレールからの少し早いクリスマスプレゼントです^^ おそらく世界中で愛されているだろうクリスマスソングの怒涛のメドレー。日本人歌手のクリスマスソングはひとつも入っていません(笑)

最後は、『ノエル・ド・キャトルマン』で締めるときのお約束になりつつある、風船と紙吹雪の演出。以前も見たけど、それでも「わ~い\(^o^)/」となります。

と同時に、「ピアノは大丈夫なのか・・・」と心配にもなる(苦笑)

風船はともかく、紙吹雪はまずくないのかしら。。(終演後、規制退場の順番待ちをしていたとき、幕の向こうで強力な掃除機のような音がしてました:笑)

アンコールは『Masquerade』と『Boogie Back To YOKOSUKA』の豪華な2本。10000メートル走ったあとで、200メートル走をするような感じ(しろこのイメージです)。

『ノエル・ド・キャトルマン』がキラキラワクワクする曲だから、アンコールは静かな曲で行くのかと思いきや、ノリノリで終わりました。

そして二人がはけたあと、勢いよく幕が引かれる(で、掃除機(・∀・))。

いろいろなライブや芝居に行っていると、正直、中だるみするものも中にはあります。好きなミュージシャンのライブでも、です。

この日は・・・「ほんとに2時間経った?!」と思うぐらいあっという間に終わりました。休憩を挟んでいるのに21曲も披露してくれたので、間違いなく2時間経ってますが(笑)

いつもライブでは、次のライブの予定(ときには一般公開前の情報)を発表します。それがなかったのは、まだまだ不確定な要素が多いからかな。。(T_T)

いつになるかわからないけど、次の大阪公演も楽しみにしてます!

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