【セトリ/レポ】葉加瀬太郎コンサートツアー2025 TARO HAKASE 35th Anniversary『The Best of 35 Years』(2025/11/3@フェスティバルホール)

ライブレポ

※本記事には広告が含まれています。

本記事にはセットリストを含みます。

こんにちは、しろこです。

ちょっと早いけど、私の今年のコンサート納め(多分)は・・・

葉加瀬太郎コンサートツアー2025 TARO HAKASE 35th Anniversary『The Best of 35 Years』です!

長年葉加瀬さんのコンサートに行っていますが、今回ほど不可抗力で消化不良になったことはありません。。。(いきなり愚痴です(-_-;))

コンサートでの不可抗力。それは、マナーの悪い客。

上演中にスマホを見る輩は時々いるけど(もう、そういう人間はスマホ依存症だと思う)、今回は初めて、撮影(写真も動画も)してるんじゃないかと思う奴がいましてね…。

よく、捜査への協力を呼びかける時に、「怪しいと思ったら110番」と言いますが、「怪しい」の段階で通報できる人は勇気があると思います。確証がなかったので、私は言えませんでした(T_T)
(すぐ近くにスタッフ(バイト君?)がいたけど、気づいてないのか、怪しいと思ったけど見て見ぬふりか)

加えて、靴だけでなく靴下まで脱いで足組んで。
ちょっと意味が分からないレベルの客でした(20代と思われる若い女)。

斜め前には、上半身にボリュームのある人がいて、葉加瀬さんがほぼ見えず。
「見えねえ…」と思って頭を傾けてたから、私の斜め後ろにいた方は、私のことを「なんだよこいつ(怒)」と思っていたかもしれません。その節は申し訳ございませんでした。。。

いきなり愚痴ですみません。気持ちの持って行き場がなくて。。。(;´∀`)

コンサートも芝居も映画も、席は運です。
席そのものもですけど、それ以上に周りにどんな人が座るかに左右されます(温泉でのんびりしたいと思っていたのにうるさい客がいたとか、展覧会に行ったのに写真撮ってる奴ばっかで落ち着いて鑑賞できなかったとかと同じ)。

せっかく非日常を味わいに行ったのに、モヤッ、イラッ、ムカッとした経験をお持ちの方、一緒に乗り越えていきましょう(ー_ー;)

本記事にはセットリストを含みます。

【開演】14:00

MATSURI
ひまわり
オルクドール
シシリアンセレナーデ
消えたベラスケス
エターナル

(20分休憩)

パガニーニの主題による狂詩曲
Time Messeanger
エトピリカ
Boys be ambitious
命のざわめき
情熱大陸

<アンコール>
万讃歌

【終演】16:20

横に広いフェスティバルホールの、前方の端の方の見切れ席。周りは前述の通り。

というわけで、過去一集中できず…。

でも、過去一、羽毛田さんの手元とナギさんと屋敷さんがよく見えました。
逆に、八巻さんは、最後の最後の挨拶で舞台前方に出ていらした時に初めて見えました…(メンバー紹介があるまで、八巻さんがいらっしゃること自体気づかなかった…)。

前方の端の方の席はスピーカーの真ん前なので、激しい曲は結構しんどい(音だけでなく振動も来るから)。

ただ、意外な(?)発見もある席です。

「渡辺さん、こんなベースライン弾いてるんだ!」
「これが屋敷さんのバスドラの音か!」

など、かなりマニアックな聴き方ができます(笑)

しんどいといえば、今回、終盤はライティングがかなり鋭くて強いです。「うわっ(><)」と思った方は、無理せず目を閉じるかうつむくかしないと、終わっても目の奥に光が見える状態が続くかもしれません。特に、夜公演を観て、自分で車やバイクを運転して帰る方はご注意くださいね!

MATSURI』『ひまわり』と2曲続き、ご挨拶のMC。デビュー35周年、おめでとうございます!そして全44公演ソールドアウトもおめでとうございます!(ツアー開始前にソールドアウトしたらしい)

ご挨拶の後は、ナギさんの多芸多彩ぶりが光る『オルクドール

遠目で見ると、優雅な手つきで演奏しているように見えるテルミンですが(少なくとも私にはそう見えていました)、近くで見ると、かなり力を入れて演奏しているようで、腕の筋が浮き上がっているのが分かりました。本ライブ3つ目の意外な発見。つくづく、不思議な楽器ですよね。。。

続いては哀愁漂う『シシリアンセレナーデ』。今回のセットリストの中で一番好きな曲です♪

そしてメンバー紹介へ。

<THE LADS>
羽毛田丈史(Pf)
柏木広樹(Vc)
大島俊一(ナギさん)(Key/Sax/Flなど)
天野清継(Gt)
田中義人(Gt)
渡辺等(Ba)
屋敷豪太(Dr)
田中倫明(Per)
八巻誠(Manip)

今年の平均年齢は61歳。
THE LADSとしてデビューしたのは2024年。

デビューという観点から言うと新人ですが、売りは「ベテラン」。ベテランもベテラン、大ベテランです。ちょっとゲシュタルト崩壊っぽくなってきた。ベテランベテランベテラン・・・。

次の曲は、TARO HAKASE & THE LADSのアルバム『VIBRANT』に収録されている全13曲の中から、、、ライブ中にルーレットで決まります!

新しい試みだ…。

葉加瀬さん曰く、「どれが当たるか分からないので、13曲全部練習はしている。でも弾くのは1曲だけ。非常に費用対効果が悪い」とのこと。そりゃそうですよね(^o^;)

この日はツアーの21公演目。ここまでの20回のうち、倫明さん作曲の『消えたベラスケス』と渡辺さん作曲の『I’ll Be There』だけ当たっていないそうです。

ルーレットを回すのは(公演ごとに違う人なのかな?)、神戸出身、京都は好き、大阪は嫌いな羽毛田さん(葉加瀬さん談。羽毛田さんは手を振って否定(笑))。

「『消えたベラスケス』と『I’ll Be There』が当たっていない」とプレッシャーをかけられながら、ルーレットスタート!屋敷さんの生ドラムロール付き!

ルーレットの針が止まったのは・・・なんと『消えたベラスケス』!

ちょ~っと微妙な感じではあったけど、羽毛田さん、持ってるぅ。

さて、「13曲全部練習はしている」とのことでしたが、『消えたベラスケス』が当たるやいなや、皆さん譜面を繰って食い入るようにジーッと見る。なかなかに新鮮な光景。

皆さんの不安が的中したのかどうかは分かりませんが、本来は義人さん→八巻さん→天野さんの順番で演奏に入るはずが、八巻さん→天野さんが先に入ってしまい、義人さんが止めてやり直しに。

いやー、珍しいシーンを見てなんだか得した気分でした(笑)曲の途中でも柏木さんと羽毛田さんが何やら確認(?)されていて、聴いてる方もハラハラドキドキ(^m^)

手に汗握る曲が終了し、前半最後の曲の前は、お約束のグッズ紹介です。

イチオシはやはりハカセンス。

「(客席の)ハカセンスの数が少なくても、プロやから演奏はちゃんとするけど、音の質というか艶というか、ビブラートの数が変わる」らしいです(笑)

「他のグッズはコンサート終わってからお買い求めいただいてもなんら問題はない。でもハカセンスは終わってから買ったんじゃ意味がない」

ジャ◯ネットの社長さんばりのアピールを終え、前半最後は『エターナル』。さっきまでしゃべくり倒していた人とは思えません。

休憩中のグッズ売り場は長蛇の列でした。葉加瀬さんの人心掌握術、恐るべし。

ちなみに、私はぶっちゃけ、あのセンスが好きではありません。羽で目が痒くなって鼻がムズムズするから。

後半は『パガニーニの主題による狂詩曲』と『Time Messeanger』でスタートし、『太郎さんとヴァイオリンを弾こう』のコーナーへ。

私はぶっちゃけ、このコーナーも好きではありません(;・∀・)

心が狭いと思われるかもしれないけど、若いうちから一人暮らしをして、超就職氷河期でワーキングプア歴が長かったので、お金に対して結構シビアなんです。1万円を超える決して安くない(しかもどんどん値上がりしてる)チケット代を払ってるんだから、1曲でも多くプロの演奏を聴きたいと思う。

でも、このコーナーに出て葉加瀬さんと共演することを生涯の目標にしている人もいるだろうし、このコーナーに出たことがきっかけで将来プロのヴァイオリニストになる子もいるかもしれないということも分かっているので、意見の一つとして捉えていただければ幸いです。

意見には個人差があります。

いっそ、挙手制じゃなくて、『笑ってコラえて』のダーツの旅みたいに、会場の座席表に向かってダーツを投げて弾く人を選ぶなんてどうですかね?2階席、3階席の隅っこの席の人にもチャンスがあるし、お互いに緊張感があって面白くなりそうな気がするんですが…フフッ…。

今回は葉加瀬さんも「初めてのパターン」と言うように、選ばれた人の話を聞くのも演奏も座ってすることに。

「なんか『徹子の部屋』みたいやな」

いいですね、『太郎の部屋』( ̄ー ̄)b

一緒に『エトピリカ』(ショートバージョン)を演奏し、ラストスパートは『Boys be ambitious』『命のざわめき』『情熱大陸』(※『命のざわめき』のライティングが一番激しい)。

アンコールは、聴いている人を温かい光で包み込むような『万讃歌』でした。

今回のツアータイトルは、アルバムタイトルと同じ『The Best of 35 Years』。てっきりアルバムの収録曲で構成してるのかと思っていたら、そうではありませんでした。

この公演が私の今年のライブ納め(多分)。

残念ながら、冒頭に書いた不可抗力のせいで消化不良のライブ納めとなってしまいましたが、まぁ…ね、いろいろ行ってるから、たまにはこういうのにも当たりますよ。。(ノД`)シクシク

2026年のオーケストラコンサート、フェスティバルホール公演は前回同様ゴールデンウィーク中なので、今年も神戸公演にお邪魔します!

葉加瀬さん、皆さん、今年も素敵な音楽(とトーク)をありがとうございました☆

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