研究室の秘書とは

一人総務の秘書的仕事術

※本記事には広告が含まれています。

こんにちは。しろこです。
とある研究室の一人総務兼秘書をしています。

「研究室」の「一人総務兼秘書」ってどういうこと?

(ΦωΦ)フフフ…

いや、別にもったいぶるようなことはしてませんけど(笑)

今回はあまり馴染みのない(であろう)研究室のお仕事についてご紹介します!

ここから先はあくまでも私の経験談です。世の中の全ての研究室に当てはまるわけではありません。また、民間企業の支社でも一人総務をしていましたが、給与計算や社会保険手続きなどの経験はありません。

まず最初に「研究室」とはなんぞや。
V
V
V
研究をするところです。

・・・グーで殴るぞ(-“-#)

失礼しました。

そうなんですけど、そういうことじゃなくって(^_^;)

皆さんが「研究室」と聞いて思い浮かぶのはやはり大学でしょうか。

①大学の研究室
②研究所の研究室
③病院の研究室
④企業の研究室

と、大学以外にも研究室はあります。

①~③に関しては、大企業(大学など組織全体)の中にある中小企業(それぞれの研究室)というイメージです。研究室長が社長で、自分たちで資金調達(科研費や共同研究費を引っ張ってくる)します。
絶対的なヒエラルキーが存在します(社長以下、職位問わずみんな仲良く~なんてとこも中にはあるかもしれませんが、少なくとも私は知らない・・・)。④は未知の領域なので分かりません。

構成員は主に2種類。ずばり、「大なり小なり研究に携わる人」と「事務の人」です。

事務の人」のことを、慣例的になぜか「研究室の秘書」と言います。企業の秘書からすると、研究室の秘書は秘書ではありません、多分。

研究室の規模も様々で、数人のところもあれば100人ぐらいのところもあります。ただし、臨床系の研究室の場合、「研究室に一応籍は置いてるけど、たま~~~にしか来ない非常勤医師」みたいな人もいるので、常に構成員全員がいるわけではありません。

事務の人も、1人体制のところもあれば複数名体制のところもあります。
事務の人に求められる仕事も、研究室によって全然違います。

郵便物を取りに行ったり総務課に書類を提出しに行くだけ、とか
言われたことをするだけ、とか
言われたことすらしない、とか

というところもあれば、

研究室の雑用全般から出張手続き、プレゼン資料作成、果ては国際学会の原稿作成に至るまで!

というところもあります。

私が現在いる研究室には100人近くが所属していますが、常時いるのは半分ぐらいです。

そんな研究室の事務を1人でしています。
研究室長の秘書もしています。

はい、「研究室の雑用全般から出張手続き、プレゼン資料作成、果ては国際学会の原稿作成に至るまで!」は私のことです。

・・・一人総務兼秘書です。

数少ない友人たちから、「よくそんなの1人でやってられるよね・・・」と言われます。

だよねー^^;

でも、『プロフィール』を読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、苦手なんです、チームプレー(苦笑)基本的にちょっと変わった人間なので、一人でやる方が自分にとっても周りにとってもちょうどいいんだと思います(;・∀・)

研究室の事務仕事は大体こんな感じ↓

  • 掃除
  • 共用スペースの管理
  • 電話応対
  • 来客応対/お茶出し
  • 勤怠管理
  • 出張手続き/事後処理
  • 納品書処理
  • 予算管理
  • 備品/消耗品の管理
  • 入退局手続き
  • 物品除却手続き
  • 各種書類作成
  • 各種問い合わせ対応
  • 各種日程調整
  • 慶弔手配
  • 外部講師の招聘手続き
  • 発注
  • 白衣のクリーニング
  • 小口現金管理
  • おつかい(銀行行ったり、郵便局行ったり、買い物行ったり)
  • 提出物の取り立て
  • 愚痴を聞く
  • なだめる

要するに「なんでも屋」です。蛍光灯の取り替えなんかもします。
(※↑を見るととてつもなく忙しそうですが、時期的な仕事も多いです)

研究室にその分野で名の知れた人がいる場合は、

  • マスコミ対応
  • 「XXを見たんですけど…」という読者や視聴者からの問い合わせ対応
  • 「なんとしても◯◯先生に診てもらいたいんです!」という人からの問い合わせ(?)対応

みたいな、一筋縄ではいかない仕事もあります(藁にもすがる思いなのは伝わってきますが、メディアに出てる医者に診てもらえれば何でも治る!なんて思われると困っちゃうの。。)。

属している組織が古い体質であればあるほど、紙ベースの仕事が多いです。
ハンコ文化です。
出勤すること=仕事、感の漂う人が大勢います。

テレワークって何ですか。

そのくせ、「イノベーション」とか「ダイバーシティ」とか、流行りの横文字大好きです。まさに国の縮図・・・。

民間企業で働いた年数より、研究室で働いている年数の方がはるかに長い私でさえ、未だに辟易することが多々あります。

おっと、これを言い出すときりがないのでもっと建設的な話を・・・(苦笑)

経験から得たことしか書けないので、本カテゴリー『一人総務の秘書的仕事術』の話のベースは主に

  • 一人総務
  • 秘書
  • 研究室の事務
  • 翻訳

になりますが、それ以外のお仕事をされている方にも役立つ情報をお伝えしていけたらと思います!

コメント