うつ病体験記① はじめに~治ったからこそ伝えられること~

うつ病体験記

こんにちは。しろこです。

26歳の時に仕事のストレスでうつ病になりました。
29歳の時に通院と服薬を卒業しました。

幸い寛解状態が続いていますが、今でもたまに「こらこら、ちょっと休みなさ~い」という体からのSOSが出るときがあります。

今つらい状況にいる方へ

治る!

時間はかかるけど、大丈夫、絶対治る!

今はとても信じられないかもしれませんが、焦りは禁物です。

自分、何やってんだろう・・・とか、
情けない・・・とか、
不甲斐ない・・・とか、
負けた気がする・・・とか、
社会復帰できるんだろうか・・・とか、
何で体がいうこときかないんだろう・・・とか、
こんな小さいもの(抗うつ薬)に自分は支配されているのか・・・とか、

思いますよね。。脳が勝手に暴走するって感じかなぁ。。

でもね、病気になるまで耐えたんですよ?ちょっと休みましょうよ。

今のあなたの仕事は生きることです。生きてるだけで丸儲けです^^

生きていられるようになったら、次の仕事は治すことです。

家族や友人がつらい状況に陥っている方へ

これまで通りに接してください。顔つきや雰囲気の変化に戸惑うかもしれませんが、腫れ物に触るような接し方はしないでください。目に見える「負」の部分は全て病気のせいです。冗談っぽくでも構いません。「死んだらあかんで~」と伝えてください。

負のオーラはとても強いです。一緒に暮らしていると、そのオーラに飲み込まれてしまいそうになることもあるかもしれません。だからあなたも、自分の体と心を大切にしてください。

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きっとここ数年の間に出会った人は、私が元うつ病患者だとは思わないでしょう。うつ病を患っていた期間は、未来のことなど想像すらできませんでした。

うつ病が寛解するということは、元に戻るということではありません。むしろ、元に戻ってはいけません。

「今思えば~だったな」と、人生を達観できるようになります。様々な場面で「ありがたい」と思うことも増えるでしょう。

今は、うつ病になったことは自分にとって必要なことだったんじゃないかと思います(病気の間はそんなこと露ほどにも思えませんでしたが・・・)。

治ってからの人生はオマケみたいなものです。うつ病になる前なら、どうしたらいいか分からなかったであろう状況に出くわしても、「あのしんどさに比べたら大したことないわ」と、妙に肝が据わります(笑)(私が経験した一番ひどかった症状は「心臓を掴まれて揺さぶられている感じ」でした。しんどそうでしょ?)

そう思うと、ちょびっと前向きになりませんか^^

ブログを始めるにあたり、どんなことを記事にしようか考えたとき、なぜか一番に浮かんだのが自分でも驚くことに『うつ病体験記』でした。

誰かにとって、たとえ一人の人でも、私の体験談が多少なりとも参考になればと思い、うつ病と診断されるまで~寛解を経て現在までを、「今思えば」という視点を交えながら書いていこうと思います(と思ってはいるものの、途中で思い出すのがしんどくなって更新が止まったらすみません。。)。

※うつ病にはいろいろなタイプがあります。発症のきっかけも人によって違います。
症状や対処法も、Aさんに当てはまるものがBさんにも当てはまるとは限りません。
あくまでも一個人の体験談であることをご了承ください。

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