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こんにちは、しろこです。
ミュージカルをはじめ、舞台が好きなので、田代万里生さんも前々からもちろん存じておりました。
と言っても、顔と名前が一致する程度にですが(苦笑)
自分でも意外なことに、多分、これまで生で拝見したことはないんだなぁ。
2021年、『マタ・ハリ』のチケットを取る時に、「田代さん観たことないから、田代さんがラドゥー大佐を演じる回にしよう!」と思いました(加藤和樹さんとのWキャスト)。
チケットを取りました。
・・・中止になりました(TдT) それも、大阪公演の最後の3公演だけ。
『マタ・ハリ』観たかったー! 『マタ・ハリ』観たかったーーー!!! 再演してくださいぃぃぃ。。
田代万里生さんはミュージカルを中心に舞台でご活躍されています。なのに、ナマ田代さんを初めて拝見するのが、舞台ではなくビルボードという何とも珍しいことになりました(^O^;)
至近距離で拝見した田代さんは、ちょっとビックリするぐらい、絵に描いたような王子様でした(笑)
<出演者>
田代万里生
大貫祐一郎(Piano)
<セットリスト>
真実の愛のキス(『魔法にかけられて』より)
Part of Your World(『リトルマーメイド』より)
小鳥たちよ(『スウィーニー・トッド』より)
Think of Me(『オペラ座の怪人』より)
あなたを見つめると(『スカーレット・ピンパーネル』より)
ずっと昔の話(『ジャック・ザ・リッパー』より)※弾き語り
自由を求めて(『ウィキッド』より)
<アンコール>
ムーンライト伝説(『セーラームーン』より)
愛の讃歌(『ピアフ』より)
明日は幸せ(『マリー・アントワネット』より)
客席の照明が消え、演者を呼び込むスタッフさんの拍手が観客にも広がり、登場したのは・・・誰!?(←失礼)
誰って、田代さんじゃないならピアノの大貫さんということになるのですが、何ですかあのスタイルの良さは!?
あんなに背が高くて手足の長い日本人ピアニストいますか!?
田代さんもめちゃくちゃスタイル良いですが、その田代さんをして「どのミュージカル俳優よりスタイルがいい」とおっしゃっるほど。
「ジャズピアニスト」や「クラシックピアニスト」など、「ピアニスト」の前に何か付く方が多い中、大貫さんは「シャンソンピアニスト」だそうです。
オフィシャルサイトの活動歴を見たところ、私は知らず知らずのうちに大貫さんが携わった作品を見聞きしていたようです(・o・)
続いて田代万里生さんの登場。
ターコイズブルーの羽織物を着た田代さん・・・リアル王子ですか!?
カッコいいというより、キレイだな~という印象です。でもめっちゃ喋る。
1曲目はディズニーのミュージカル映画『魔法にかけられて』より『真実の愛のキス』
『プリンセス・ミュージカルセレクション』をやることが決まって、絶対に1曲目に歌いたいと思っていた曲だそうです。
マイクの近くでしっかり声を出されていたので(ノーマイクでオペラを歌う時に比べたら抑えているとは思いますが)、ビルボードが震えました(個人の感想です:P)。私の席はちょうど真横からステージを見る位置(=スピーカーの側面側)だったので、ちょーっと音割れが気になったのが残念。。
2曲目もディズニー作品から、『リトル・マーメイド』より『Part of Your World』
田代さん、何を思ったか大貫さんを見て、「『リトルマーメイド』なら何役が合うかなぁ」
客席から「カニ!」という声が上がったのを受け、「あー、手足長いからね」と。
それに対して大貫さん、「僕、よくチンアナゴに似てるって言われるんですよ」
田代さん:「立ってみて」
全員:「(笑)」
たしかに似てる…。天才的なほどに絶妙なたとえだわ…。
「チンアナゴって『リトル・マーメイド』に出てくるっけ?」と田代さんがおっしゃっていましたが、、、出て・・・来ないかな(;´∀`)
田代さんはこの公演の3日前に、8泊10日のパリ旅行から帰って来られたそうです。仕事ではなく完全プライベートの旅行だったようで、ヴェルサイユ宮殿やオペラ座など、訪ねた場所とミュージカルの話を絡めて、喋る喋る。こんなに喋る人だったのかと思うぐらい、喋る喋る(笑)
『オペラ座の怪人』『スカーレット・ピンパーネル』『マリー・アントワネット』『1789』『レ・ミゼラブル』など、フランスを舞台にしたミュージカル、多いですもんね。田代さんの旅行話を聞きながら、私も行ってみたいな~と思いました(^^)
『スウィーニー・トッド』より『小鳥たちよ』に続いて、『オペラ座の怪人』より『Think of Me』
ここで事件が起こりました(ザワッ)。
クリスティーヌのソロを男性が歌うとこうなるのか…とじっと聴いていたら、なんと終盤、ファントムが歌うパートを大貫さんが歌ったのです。
もちろん勝手に歌い出したのではなく、仕込みだったようですが、、、うーん、個人的にはちょっといただけない仕込みだなぁ。客席からは笑いが起こってましたけど、なんかちょっと、それはないなぁ。。という感じ。
大貫さん曰く、「あとでスタッフさんたちみんなに謝らないと」とのことだったので、田代さんと大貫さんの間だけの仕込みだったのかも?
一瞬何とも言えない空気が流れたような気がしないでもないですが、気を取り直して次の曲は・・・『スカーレット・ピンパーネル』より『あなたを見つめると』
しろこの大好きな曲です♡ まさかこれが聴けるとは思っていなかったので、イントロが流れてきた瞬間に背筋が伸びました!
「世の中には隠れた名曲がたくさんある」というのがしろこの持論なのですが、『あなたを見つめると』もそのうちの1曲です。
ここで大貫さんは一旦退席。
そして田代さんがピアノの前に座り、『ジャック・ザ・リッパー』より『ずっと昔の話』を披露。
最初のMCで、田代さんのピアノについて大貫さんが「田代さんのピアノには残り香がある」と評しておられました。それを意識してか、田代さん、最後の1音を弾き終わると弧を描くように手をふわっと回し、悦に入ったような表情で締めてました(^m^)
パリ旅行の話だけでなく、曲の度にどんなミュージカルか説明してくれていたので、嬉しい反面「こんなに喋ってて大丈夫?」と思っていたら、案の定。
大貫さん、再登場するなり
「すごい押してる。もう終わってる時間」
ですよねー(苦笑)
「みんな良かったね! お得だね!」と言いつつも若干慌てて「これが最後の曲です!」
本編ラストは『ウィキッド』より『自由を求めて』
本来なら本編が終わると一旦袖に下がって、アンコールで再登場するのですが、「もうこのままいっちゃう?」とアンコールになだれ込みました。
しかもアンコール3曲! ビルボードでこんなに押して大丈夫ですか!?(;・∀・)
アンコール曲は『セーラームーン』より『ムーンライト伝説』、『ピアフ』より『愛の讃歌』、『マリー・アントワネット』より『明日は幸せ』と、バラエティに富んだ実に豪華なラインナップ(感泣)『明日は幸せ』をコンサートで聴けるとは思いませんでした!
さすがにMCに割く時間はもうなかったようで、「告知することもいろいろあるんですが、ブログ見てください!」と呼びかけておりました。
というわけで、帰って早速オフィシャルウェブサイトを拝見。
30代前半かと思ったら、まさかの年上(@_@;)!?(1歳だけですけど)
舞台袖に近い席だったので、入退場の時に超至近距離(1mもない)で見ましたが、ものすごい肌艶で、立ち姿といい顔立ちといい、ほんとに王子様みたいでした。
次こそは「舞台俳優・田代万里生」を観たいと思います!
願わくば『マタ・ハリ』で!! 再演して~~~!!!
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