~勧善懲悪の娯楽作品~宝塚歌劇雪組公演『ROBIN THE HERO』『オーヴァチュア!』(2025/4/5@宝塚大劇場)【観劇レポ/感想】

宝塚レポ

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こんにちは、しろこです。
観劇から早1ヶ月が経ってしまいました。。。

そして気づいてしまった…。

本作『ROBIN THE HERO』『オーヴァチュア!』より後に観た舞台のレポを先に投稿したことに(苦笑)

拙ブログを開設して5年弱。しろこ、不覚を取った…。
自分の備忘録も兼ねたブログなので、観た順に投稿したかったのにぃぃぃ(T_T)

いきなりどうでもいい話ですみません(;・∀・)
さっさと観劇レポに入りたいと思います!

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『ROBIN THE HERO』について

あらすじ

12世紀のイングランド、国王リチャード一世自ら参加した十字軍の遠征が行われていた頃⸺。ノッティンガムの荘園領主ロクスレイ卿の一人息子ロビンのもとに、従軍していた父が敵軍に通じた罪で処刑されたとの知らせが届く。ノッティンガム長官に領地を没収され、罪人の息子として投獄されたロビンは、王家の血を引く恋人マリアンとも引き裂かれてしまう。そこへ、父の最期を見届けたというウィルと名乗る戦士が現れ、ロクスレイ卿は敵対するルーム・セルジューク朝と通じた司令官ガイの裏切りによって窮地に立たされた国王を庇い倒れたのだと、その勇敢な戦いぶりを賞賛し形見の弓矢を手渡す。ガイはノッティンガム長官とも繋がっており、国王の遠征中に王弟ジョンを新国王に担ごうと画策していることを知らされたロビンは、ガイへの復讐を誓い牢獄を脱出し、ウィルと共に旅に出る。その途中、迷い込んだシャーウッドの森で盗賊の首領リトル・ジョンと知り合ったロビンは、彼等の真の姿が悪政で民衆を苦しめる王弟ジョン達を倒すべく立ち上がった義賊であることを知り、行動を共にすることを決意。覆面を被り悪名高い役人達から金銀財宝を奪い貧しい民に分け与える彼等の姿はやがてHOOD(フッド)と名付けられ民衆のヒーローとなっていく。仲間と共に強大な敵に立ち向かうロビンは、父の仇を倒し、愛するマリアンを取り戻すことが出来るのか?ロビンの闘いが始まる…。

宝塚歌劇オフィシャルサイトより

主な配役

ロビン・ロクスレイ(ロビン・フッド):朝美絢
父の形見の弓矢を手に悪に立ち向かう。

マリアン・メイデン:夢白あや
ロビンの恋人。

ガイ・ギズボーン:瀬央ゆりあ
十字軍の司令官。ロビンの父ロクスレイ卿の部下。

ウィル・スタートレイ:縣千
元十字軍の戦士。ロビンの父ロクスレイ卿の腹心。

全体を通しての感想

いきなり結構な大音量で始まります。

しょっぱなから朝美さん登場・・・! ではなく、登場したのは部下を引き連れた瀬央さん!
こういう男臭い役、ほんとによく似合います♡

音楽もカッコよく、殺陣も派手で、娯楽大作の予感。

いつもの開演の挨拶は、冒頭の本格的な戦いのシーンが終わってから。
それまでのシリアスなシーンとは180度違う楽しげなテンションで、ちょっと違和感がありました(^_^;)(あえて、かも)。

私は「ロビン・フッド」という名前は聞いたことがあるものの、実際どんな話なのかは知りません。
(きっと私のような人の方が多いはず…)

でも、本作は勧善懲悪の娯楽作品なので、予備知識ゼロでもまったく問題ありません。

勧善懲悪の娯楽作品なので、考えさせられることもありません。

普通に観られます(え、含みがある?)。

含みがあるとしたら、マリアンのキャラですね…。なんであんなふうに、急にバカな女に見える演出になっちゃうかなぁ。。。たまにある気がする…エンタメ性を追求するとああなるのでしょうか。。。

完全なフィクションに浸るもよし、推しの一挙手一投足に注目するもよし!

私は瀬央さんを生で拝見したのが本当に久しぶりだったので(調べたらなんと2年以上前の『ディミトリ』が直近でした。星組生として最後に出演された『1789』はチケットを取っていた公演が中止になった)、朝美さんのお披露目公演にもかかわらず、瀬央さんの方に多めにロックオンしてしまいました(^o^;)

また、今作を持って退団される久城あすさん。
決して二枚目の役ではなかったけれど、他のどの登場人物とも違う、ある意味おいしいタイプの役。銀橋でのソロ歌唱もありました。

ロビンとマリアンが入れ替わってからの演技は、それぞれに面白かったです。
めちゃくちゃ乙女な朝美さんと、めちゃくちゃ男前な夢白さん。見ていると頭がこんがらがってきますよ(笑)

『オーヴァチュア!』について

全体を通しての感想

​・・・ごめんなさい、消化不良です!

清書するにあたり公式サイトの初日舞台映像を見返してみたものの、印象に残るシーンがなかったのでほとんど記憶が蘇らず。。。

頑張って​いるのは分かるけど、ものにできているかと言われると…という印象のショー​でした。

コード進行がない伴奏​(伴奏​とは言わないか…​)の歌で始まるからか、盛り上がりに欠ける。みんな、伴奏なしの歌パートもスキャットも頑張ってたけど、、、ちょっと苦しい感は否めませんでした。

「ショーを観た!」という感じは​ナシ。

客席下りもありましたが、毎度のことながら2階はThe・疎外感。​しかも今回は1階の客席が全く見えない席だったので、これまでで最大の疎外感。

デュエットダンス​はそもそもありましたっけ? なかった?

個人的に、有名なクラシック曲に歌詞をつけるのは好きじゃないので、大階段のパレードもイマイチ。

​どのあたりが『OVERTURE』なん​でしょうか。

劇団として新しいことに挑戦中なら応援はしますが、時間もお金も使って元気をもらいに行っている身としては、消化不良はつらいなぁ。。芝居が消化不良でショーが良い場合はまだいいんだけど​(終わり良ければ全て良し​)、その逆はつらい。

​せっかくのお披露目公演だったのになぁ。。。次回作に期待するかぁ。。。と思っていたら、次回はショーなしの一本物。

それも・・・

『パリのアメリカ人』!

​新トップコンビに似合いそうな作品じゃありませんか!

というか、こっちをお披露目公演に持ってこられなかったんですか(苦笑)

何はともあれ、朝美さん、満を持してのトップ就任、おめでとうございますヽ(=´▽`=)ノ♪

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