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こんにちは、しろこです。
病み上がりホヤホヤで、葉加瀬太郎コンサートツアー2023『THE SHOW TIME』に行きました(;´Д`)(感染症ではなかったのでご安心を…)
どれぐらいホヤホヤだったかというと、友人が「行く」と言えばチケットを譲ろうとしていたぐらい。まあ、結局私が行った(行けた)んですが(^_^;)
まもなく開演のアナウンス。通常であれば、徐々にSEの音が小さくなって開演…ですが、なぜかどんどん大きくなる! さらに何本もの鋭いムービングライトが客席を照らす!
ギラギラビカビカのライティング。
ロックとテクノが合わさったようなサウンド。
病み上がりホヤホヤの身にはつらいぞ(苦笑)
コロナ以降おとなしめだったコンサートの鬱憤を晴らすのか!?
まさかしょっぱなからスタンディングなのか!?
と、わりと真剣に不安になりましたが、ご安心ください。2部終盤のアノ曲まではゆっくり座って聴けます。
【開演】14:00
<第1部>
The Mission to Complete
Trip of Dreams
オルクドール~プラチナの風
To Love You More
Feather and Leaf
Wild Stallions
【休憩 20分】
<第2部>
瑞風~MIZUKAZE~
ひまわり
エトピリカ
Asian Roses
新世界
情熱大陸
<アンコール>
博士ちゃん
【終演 16:40】
暗闇の中、皆さんがスタンバイ。
ムービングライトが客席を照らすので、スタンバイ中のステージはほとんど見えません。
1曲目、このイントロ、このサックス…
そう、『The Mission to Complete』!!
来てよかった(感泣)
ここ数年(もっとか?)の葉加瀬さんの曲の中で、しろこ的大ヒット曲なのです! これが聴けただけで、来た甲斐があったと言っても過言ではありません(しかも1曲目!)。
去年のツアーレポでも触れましたが、葉加瀬さんのコンサートはライティングもとっても素敵。
この『The Mission to Complete』には要所要所に「タメ」があります(おそらく付点音符やら16分休符やら連符やらが多用された楽譜のはず)。時間にするとコンマ何秒のタメなんですが、タメ明けの1音とライティングが寸分の狂いもなくバッチリ決まるの!!
生演奏だから、コンマ何秒の中でもさらに微妙な違いが日によってあるはずなのに、それが合うなんて神業としか思えません(鼻息荒め)。
あ。早速すみません。いつも読んでいただいている方にはおなじみかと思いますが、私、着眼点が人とちょっと違うんです(;´∀`)
続けての2曲目はガラッと雰囲気が変わり、どこか哀愁を感じる『Trip of Dreams』
真剣な表情が緩み、挨拶から早速バンドメンバーの紹介に移ります。
羽毛田丈史(Pf)
柏木広樹(Vc)
大島俊一(Key/Sax/Fl)
天野清継(Gt)
田中義人(Gt)
渡辺等(Ba)
屋敷豪太(Dr)
田中倫明(Per)
八巻誠(Manip)
葉加瀬さん曰く、このバンドの売りは「ベテラン」
平均年齢は毎年1歳ずつ上がって、今年は59.333…歳。
ということは、来年も同じメンバーならついに大台に乗りますな( ̄ー ̄)ニヤリ
ドラムの屋敷さんはワールドワイドにご活躍されていますが、実は京都府綾部市のご出身で喫茶店の息子さんらしく、本番前にはメンバーに美味しいコーヒーを淹れてくれるそうです。世界のドラマーにこんなことを言っては失礼かもしれませんが、喫茶店のマスターも絶対似合うよな…とちょっと想像してしまいました。渋くてカッコいいマスター。見た目だけで絶対美味しいコーヒー淹れてくれそう。
ベースの渡辺さんはいつも数独(数字のパズル)をやっていて、楽屋ではあんまり喋ったことがない(その分ステージで(演奏で)会話している)とは葉加瀬さん談。パーカッションの田中さんは千葉県で農業をしているそうです。
意外続きのメンバー紹介でしたが、なぜかこの3人以外の紹介はめちゃくちゃあっさりでした(笑)
3曲目の『オルクドール~プラチナの風』では、なかなかお目にかかれない楽器・テルミンを演奏する大島さんにぜひご注目ください。去年のツアーで初めて生で見た(聴いた)けど、ほんと不思議な楽器です…。
2度目のMCは椅子に座って。大体こんな↓感じでした。
葉加瀬:(羽毛田さんに向かって)昨日何食べた?
羽毛田:鉄板焼。
葉加瀬:さすがにもう(年齢的に)ヒレ? サーロインじゃなくて。
羽毛田:いやいや、サーロイン食べたよ。
葉加瀬:あ、そう!? 俺もう無理やわ。今は魚ばっかり。
羽毛田:太郎君、昔は調子悪い時でも肉食べてたよね?
葉加瀬:そうそう。肉食べて酒飲んだら治ると思ってた(笑)なんせ肉が好きやったから、寿司屋行っても食べるネタといえば赤身の魚。マグロとかトロとか。でも柏木は20代の頃から白身の握りを食べてて、何やねんお前と思ってた。でも今は気持ちが分かる。
ここまではほのぼのした(?)内容だったんです。それが、「もうすぐカニが解禁になる」という話から、なんか変な方向へ…。
葉加瀬:カニとかエビとか、あとセミとか、脱皮するやん? 俺も脱皮してみたい。
羽毛田:え?
葉加瀬:ひと皮剥けるって言うやん? 脱皮してみたいねん。絶対気持ちいいと思う。
羽毛田:太郎君が脱皮した後の残された方を想像しちゃったよ(笑)
人が脱皮するとどんな感じかとか、脱皮休暇がどうのこうのとか、2700人(フェスティバルホールの収容人数)の前で何言うてるんですか…と思いながら聞いていたら、
葉加瀬:何をしょうもないこと言うてんねん。曲やろ(演奏しよ)。
と、葉加瀬さん自ら仕切り直してくれました(笑)
そして、セリーヌ・ディオンと共演した『To Love You More』、羽毛田さんと共作した『Feather and Leaf』を披露。
脱皮の話はどこへやら。MCとのギャップありすぎっしょ(;・∀・)
1部の曲は残すところあと1曲。
ということは・・・はい、お約束のグッズ紹介です。
「たっぷり時間を取ってしっかり説明します」の言葉通り、今回も長い。テンションもテレビショッピング顔負け。「コンサートはCDの実演販売みたいなもん」とのことですが、今回のツアータイトルにもなっているニューアルバム『THE SHOW TIME』は、葉加瀬さん初となるライブ録音だそうです。初なんて意外!
コロナ禍になったため、2019年を最後に『はかせんす』は自粛。
「去年のコンサートで言いました。来年こそは『はかせんす』を復活させる。その時は誰も見たことがないくらい大きいのを作ると」
バンドメンバー、何やらゴソゴソ…
ジャン!(ほんまにデカい(@_@;)!!)
(客席:驚きと笑い)
「作りました。でもこれを皆さんが振ると、横の人に当たって危ない。だから大きさはいつもと同じになりました」
良かったです(苦笑)
『はかせんす』自粛中にグッズに加わった『たろちゃんタオル』は、やっと振れるぐらい長くなりました(詳細は↓をご覧ください)。が、長くしすぎたそうです(^o^;)
グッズ紹介の殺し文句は「本編ラストのアノ曲の時に、右を見ても左を見てもみんな『はかせんす』持ってる。自分だけ持ってないとなったら、何て言うか…疎外感?」
この日はフェス2 daysの2日目。
「昨日はみんな持ってて、客席がめっちゃキレイやった。今日も見たいなぁ。。(/ω・\)チラッ」
それだけ言われても、私は買いませんがね(-_-)(←右を向けと言われたら左を向きたくなる性格)
葉加瀬さん含め、『はかせんす』が解禁されて嬉しい方は大勢いらっしゃると思いますが、私、ぶっちゃけ、あれ嫌いなんです…。使う人のマナーによる部分が大きいけど、羽で鼻と喉がグスグスイガイガするし、知らない間に残り香ならぬ残り羽が服や髪に付いてるし。個人的には、何年か前にあった羽無しの『はかせんす』の方がいいな、地味だけど(笑)
あと、今回からアンコールの『博士ちゃん』でやることになったタオル回しも嫌いです。これはもう、ひとえに使う人のマナー。今回、前の座席のおっさん(それこそ矢沢永吉世代?)が前後に思いっきり振ってて、顔に当たりそうで危なかった。
盛り上がりに水を差すようですみません。でも、2700人もいたら、中には私みたいな若干冷めた…違う、純粋に生の音楽を楽しみたい人も何人かはいるんじゃないかと思ってます。だからどうしたというわけでもないけど(;´∀`)
大仕事(グッズ紹介)が終わり、1部ラストは『Wild Stallions』
マジっすか!? 『The Mission to Complete』に始まり『Wild Stallions』で1部を締めるなんて、しろこ的にはもう前半だけでごちそうさまです!!
・・・というわけで、2部のレポはだいぶあっさりめです。
2部は『瑞風~MIZUKAZE~』から。
リズム隊の刻むビートが、電車の走行音を見事に表現しています。NH&K TRIOバージョンの『瑞風』も良かったけど、やっぱり本家本元のバンドバージョンの方が好き♪
続いては定番の『ひまわり』
照明が明るくなり、再びのMCかと思いきや、実に3~4年ぶりとなるあのコーナーが今年復活しました。
『太郎さんとヴァイオリンを弾こう』
観客の中でヴァイオリンを弾いてみたい人(かつ、人生で一度もヴァイオリンに触ったことがない人)を1人ステージに上げ、葉加瀬さん自らレクチャーするというとんでもないコーナーです。
葉加瀬さんが「弾いてみたい人!」と客席に声をかけると、大阪会場は結構手が挙がるんです。すっごい大きい声で返事する人もいるし、過去には大きな手のプレートを挙げた人も見ました。
これは…大阪特有の現象? 他の会場(特に地方)はどんな空気感なんでしょう。。
私はノミの心臓の持ち主なので(でも肝は据わってる)、手を挙げられる人に羨望の眼差しを向けております。。挙手制より、もぎったチケットを箱に入れて、くじ引きみたいにするのはどうですかね?
さて、レクチャーすると言っても、数分でヴァイオリンが弾けるようになるわけはありません。
ボディは左手全体でしっかり掴み、弾く弦は開放弦の「レ」と「ラ」のみ。
でも、「レ」と「ラ」のみで『エトピリカ』をセッションできるんだからすごいよねぇ。。。
今回ステージに上ったのは、岡山から来たという14歳の男の子でした(*´꒳`*ノノ゙パチパチパチ☆
会場が和やかな空気に包まれる中、ガラッと雰囲気が変わって披露されたのは、懐かしの『Asian Roses』
2013年に発売されたアルバム『JAPONISM』の収録曲で、こちらもしろこの大好きなシリアスでカッコいい曲です。葉加瀬さんの作曲センスの振り幅に脱帽です。
いよいよ怒涛の終盤戦。
ロック調にアレンジされた『新世界』(ここまで座って聴けます)
そして客席総立ちとなり、『情熱大陸』へなだれ込みます。
『はかせんす』が解禁されたということは…メンバーも今年は楽器を置いて踊る! EXILEの『Choo Choo TRAIN』を彷彿とさせるダンス。いや、振り付けだけは、ですけど!笑。
アンコールは予告通り『博士ちゃん』
上手と下手にチアリーダー(?)が現れ、『たろちゃんタオル』を手に結構激しめに、でも終始満面の笑みで踊ります。おつかれさまです!
『博士ちゃん』の三三七拍子の掛け声、10/15@大阪会場は
「阪神のイカ焼きよりツヤツヤの皆様に、甲賀流のタコ焼きよりアツアツのエールを送ります」
でした。
去年はまさかの大晦日に葉加瀬さんのツアーファイナルに行きましたが、今年は早々と葉加瀬さん納めです。
来年も素敵な音楽(とトーク)を期待しています(*^^*) ファイナルまで無事完走できますように!
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