【レポ】レ・フレール ファンクラブイベント2023 in 大阪(2023/7/22@南港サンセットホール)

ライブレポ

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こんにちは、しろこです。
無意識に「あっつ(暑)…」と呟いている自分がいる今日このごろです。。あっつ。。

ニュースで「日中はできるだけ外出を控えるように」と注意喚起されておりますが、夕方公演に行くためには暑い盛りに出かけるしかないので、「あっつ…」と呟きながら会場へ。会場内は「さっむ(寒)…」でした(~_~;)

行く先は大阪南港ATCにある南港サンセットホール。目的はレ・フレールのファンクラブイベントです!

海に面したATCの10階にある、180度ガラス張りの小さなホール。フロアは、ステージ(といっても、客席と同じ高さ)側を頂点に扇型になっています。ホールというよりサロンという感じ。

会場を見渡しても椅子の背に座席番号が書かれておらず、「ん?」と思って入口にいらっしゃったスタッフの方に確認。

スタッフの方・・・数分後に正体が判明。

・・・司会者でした(;・∀・)アセル
(多分マネージャーさん。チケットをもぎってくれた方も多分マネージャーさん)。

ちなみに座席番号ですが、椅子の背ではなく座面に番号を書いた紙が置かれていました。。背に書いて。。

【開演 18:00】

<セットリスト>
琉球頌歌
Over & Over
海、落日の祈り
完璧なお城変奏曲・全楽章
La Flamme
他3曲+メドレー

【終演 19:30頃】

本当にこじんまりとしたホール。

司会のノガミさん(だったはず)に呼ばれて、レ・フレールのお二人が後ろから客席を通ってご登場。ち、近い…。服装はいつも通り守也さんは黒基調、圭土さんは白基調ですが、いつものステージよりカジュアルな雰囲気。そして二人ともサングラス姿で、横須賀のワルという感じ(笑)(その後、守也さんはすぐにサングラスを外しましたが、圭土さんはライブ中盤までかけたままでした)

まずはファンクラブイベントならではのトークからスタートです。

結成20周年を記念した直近の会報に寄せられた関係各所からの直筆メッセージについて、送り主の豪華に、守也さんは「忙しい方たちにこんなこと頼むんじゃない!」と思われたそう。でもこのメッセージ企画、実は事務所からレ・フレールのお二人へのサプライズだったとのこと。お二人もおっしゃっていましたが、寄せられたメッセージの字体もデザインも1枚の絵のようでした。お見せできないのが残念です(><)

レ・フレールはいろいろな場所(地域・会場・ジャンル)でコンサートを行っています。
先日、埼玉県にある某会社の50周年記念式典に出席し、ダンスや和太鼓とコラボしたそうです。その会社の事業の関係で、会場はさいたまスーパーアリーナ。プロデューサーがついたノリノリのイベント…じゃない、式典だったもよう。しかもその式典のために、「レ・フレールの曲に歌詞をつけて歌いたい」という要望があったというではないですか!

レ・フレールの曲に歌詞をつける発想、私には皆無だわ。。

「僕たちの曲はインストゥルメンタル用に作っているので、歌詞をつけるものではないんです。でも、式典のプロデューサーさんが懇意にしている方だったので、今回この場限りという条件で歌詞をつけることを許可しました」

というわけで(?)、会社に音源の使用許可を取った上で、式典で「歌われた」キャトルマンのテーマを聴かせてくれました。

なんかこう…エルガーの『威風堂々』みたいな感じで、サビの部分が妙に耳に残って、、、中毒性がありました(@_@;) 今後キャトルマンのテーマを聴く度に思い出しそう。。
(実際、アンコールのメドレーに組み込まれていたキャトルマンのテーマの時に、守也さんの口の動きがサビの部分の歌詞を言ってるふうだったし:苦笑)

いやぁ…衝撃よ。。

何とも言えないざわめき(?)に会場が包まれる中、本日のスペシャルゲストをお迎えします。

ん? スペシャルゲスト!?

「エンジニア界のDJR、種村さんです!」

誰!? DJRって何!?

何とも言えないざわめき(?)に会場が包まれ・・・た?

種村さんとは、レ・フレールのレコーディングを担当していらっしゃる、ピアノのレコーディングに長けたエンジニアさんです。

そしてDJRとは、『ダ(D)ジャ(J)レ(R)』の頭文字を取ったもの。終始ダジャレを言っているらしい。終始ダジャレを言うって、ダジャレにそんなに種類があったのか…。

圭土さん曰く、「最初は僕たちも余裕があるから笑ってるんですけど、段々腹が立ってくるんですよ。こっちは集中してるのに」とな(笑)
守也さんは「ダジャレの内容にすぐ反応できないとなんか悔しい。後になってジワジワくるのとかある」だそうです。

と言いつつも、エンジニアとしての腕にはお二人とも絶大な信頼を寄せているというのが分かりました。スタインウェイやヤマハのピアノとベーゼンドルファーとでは、鳴り方が全く違うそうです。同じベーゼンドルファーを弾いていても、レコーディングの1日目、2日目、3日目でそれぞれに音が違うらしい。

普段は完全な裏方の種村さん。「僕たち裏方がステージでマイクを持って喋るなんてことは絶対にないですから」というわけで緊張していらっしゃったのか、この日発したダジャレは「内容がないよう」だけでした。

トークは予定通り、ちょうど30分で終了。

ここからレ・フレールのライブです。

「それぞれのアルバムからベスト(曲)を演奏しようということになったのですが、歌手じゃないので何が『ベスト』なのかということになりまして…」

から始まったライブ。

ある意味、すっごいベストでした。1曲目から、ライブで(多分)聴いたことのない曲ばっかり(@_@;)

1曲目は『琉球頌歌』

曲の盛り上がる部分でブラインドが上がり始め、曲が終わると同時に上がりきる。これ以上のタイミングはないと思うほど、ばっちりハマりました。スタッフさんがいっぱい練習したそうです(笑)演奏後、「ここ、大阪ですけど」と笑っていましたが、今日の会場にピッタリな選曲でした。
(なお、サンセットホールという名前からして夕日が見えるのかと思っていたら、そういうわけではありませんでした。季節によっては見えるのだろうか。。)

2曲目は『PIANO BREAKER』から。

『PIANO PREAKER』といえば、『For Kids’』『Happy Song』『Eagle』といったライブの定番曲が収録されていますが、披露されたのは『Over & Over』

ほんっとすみません、タイトルからして全く記憶にない曲です(苦笑)

こんな調子で、超マニアックな曲が目白押しのライブでした。ファンクラブイベントでしかできないセットリストだと思います(・_・;) 以前行ったゴスペラーズのファンクラブ限定ライブも、「これやるの!?」と思う曲が結構あったので、ファンクラブあるあるかもしれません。

そうそう、お二人ともいつものライブよりリラックスされていたのか、あんなにたどたどしかったトークが随分こなれてました(笑)

アンコールのレ・フレールメドレーは、いつ聴いても秀逸。次から次に曲が変わっていくのに、曲と曲との間に全く空白がないのです。曲調も調も違うのに、見事に混ざり合っている。

私は趣味で電子オルガンを弾いていて、舞台演奏用にメドレーを作ることがあります。
いつも、映画のエンドロールで流れているような感じ(曲を聴くとそのシーンが浮かぶような)のイメージでアレンジするのですが、実はレ・フレールのメドレーのつなぎ方を理想としております。電子オルガンの場合は、シーケンサーデータの関係で一旦曲を切らないといけないことがあるので、あくまでも理想なのですが。。(;´∀`)

今回の私の席は上手側でした。というわけで手元は全く見えず。その分、顔は完璧に見えました。曲によって表情が全く違うのと、弾きながら結構喋っていることが分かりました(@_@)!!

お土産は、サインが書かれたカードと横須賀海軍カレー。

横須賀海軍カレー、一度食べてみたかったんです!

しかし、お土産の内容が発表された時に「やったー!」と思った・・・私の心を知ってか知らずか(絶対知らない)、守也さんが間髪入れずに

「普通のカレーです」

(゚∇゚ ;)エエッ!?

「牛乳とサラダと食べると横須賀海軍カレーになるんです。横須賀のお店では必ず牛乳とサラダとセットで出てきます」

そ、そうだったんですか…。

なんだかもったいなくてまだ食べてません。いつ食べよっかな(笑)

お二人とも、しっかり目を見て渡してくれました。コロナ前は握手や一言二言の声掛けがあったけど、それはまだ先かな。

毎年恒例となっている新歌舞伎座での『キャトル座』が、今年はなぜか平日の16時という中途半端な時間に開催されるもよう。仕事の関係でその頃の予定が全く分からないので、ファンクラブ先行で申し込みませんでした。行きたいのはやまやまなんだけどなぁ。。

今回のファンクラブイベントを経て、ますます好きになりました♡ 最近少々ご無沙汰だったCD、またしばらくヘビロテしそうです(*^^*)

↑終演後、スタッフの方が「どうぞお撮りください」と案内されていたので、私も撮らせていただきました♪ かのベーゼンドルファーです!

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